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Implantインプラント – インプラントとは?

インプラントとは

体内に埋め込まれる器具の総称です。一般的には、失われた歯の代わりに骨に埋め込む人工歯根をインプラントといいます。歯を失ってしまった場合の治療法は、ブリッジ、入れ歯、そしてインプラントの3種類です。

ブリッジや入れ歯での治療法では、残っている歯に過度な負担をかけてしまいます。
しかしインプラントは、残っている歯に負担をかけないため、第二の予防と呼んでも過言ではないほど、残っている歯に優しい治療法です。

インプラントとは

インプラント治療とは

インプラント治療は、失った歯に対して,チタンで作られたインプラント体を用いて歯の代わりをする治療で、自分の歯に近い感覚で噛むことができます。
最新の統計では、日本でも30歳以上の成人において、50人に1-2人が治療を受けている一般的な歯科治療法です。

インプラント治療とは

インプラント治療のメリットとデメリットについて

メリット

  • 自分の歯と同じ感覚で噛め、見た目もきれい
  • 失った歯の本数が1本から全部まで対応できる
  • 残っている歯に負担が少ない

デメリット

  • 数回の外科手術が必要である
  • 保険が適用されないため、治療費が高額になってしまう
  • 4か月から12か月程度と治療期間が長い

具体的なインプラントの治療について

  • 隣接歯を
    1、2本失った

    以前なら、ブリッジ治療が一般的でした。しかし、ブリッジ治療は、健康な歯を削ったり、噛む際に、削られた歯に負担がかかって傷んできたりといったデメリットがあり、残っている歯に大きな負担をかけていました。

    インプラント治療なら

    インプラント治療では、健康な歯を利用せず、欠損歯の場所に人工歯根を埋め込むので、残っている歯に負担をかけません。

  • 奥歯なども含め、
    複数の歯を失った場合

    以前なら、入れ歯治療が一般的でした。しかし、入れ歯の固定のために、金属のバネを使用します。そのバネによって、健康な歯に負担がかかったり、バネが見えて審美性がよくなかったりというデメリットがあります。入れ歯の下に食べ物が詰まりやすいので、虫歯や歯周病になりやすくなります。

    インプラント治療なら

    インプラント治療なら、単独で処置されるため、健康な歯をそのまま保てます。外観や機能が天然の歯と同じような感覚で使用できるので、違和感もほとんどなく、歯を支える力についても健康な歯とほどんど変わらないといったメリットがあります。

  • 全ての歯を
    失った

    以前なら、総入れ歯が一般的でした。しかし、総入れ歯は支える歯がないため、お口の中で不安定になったり、噛みづらかったり、味が分かりにくいというデメリットがあります。

    インプラント治療なら

    インプラント治療では、4~6本のインプラントを支えに、人口の歯の固定ができます。食べ物が挟まることがほとんどなく、天然の歯と変わらない感覚で噛めます。

インプラントが適している場合

  • 失った歯の周りの歯が健康で、歯槽膿漏(歯周病)などに罹患していない場合
  • 総義歯が合わない場合
  • 怪我で歯を失った場合

インプラント治療が適していない場合

  • 歯槽膿漏(歯周病)や糖尿病に罹患していたり、骨粗鬆症で骨量が少ない場合
  • 未成年で骨が成長途中の場合

つまり、歯が抜けて間もない頃で、顎骨がしっかりしているという場合、インプラント治療は向いています。
インプラント治療に適している条件としては、顎の骨がしっかりしていることです。
万が一、骨の量が少ない場合は、骨造成を行って、骨量を増やす処置を行ってから、インプラント治療を行います。

インプラント治療は外科手術なので、心・肝疾患などで外科手術が行えないという場合もあります。
麻酔に制限がある場合はインプラント治療を考え直す必要があると考える歯科医師もいます。
インプラント治療を行う場合には、欠損歯1本につきインプラント1本という基本があります。これは全国どこでも同様です。しかし、ケースによっては、欠損歯が1本でも、埋め込むインプラント体の本数が異なる場合もあります。