一般診療からインプラント、ジルコニア治療、口腔外科ならもり歯科(兵庫県姫路市)
Implantインプラント – 他の治療法との比較
歯を失ったあと、どの治療法を選択するかで、自分の歯が最終的に残る本数が決まると思います。
一般的に永久歯は28本あります。
永久歯を11本以上失ってしまうと、下記のようにフランスパンやステーキ、たこなどを食べることが困難になってしまいます。
一般的に永久歯は28本あります。
永久歯を11本以上失ってしまうと、下記のようにフランスパンやステーキ、たこなどを食べることが困難になってしまいます。
食べるのに必要な歯の本数
刺身・豆腐・うどん | 0本から5本 |
サラダ・ご飯・ハンバーグ | 6本から17本 |
フランスパン・ステーキ・たこ | 18本から28本 |
もし、あなたのお口の中に今、16本しか歯が無くても、無くなった歯の代わりにインプラントを入れれば、自身の歯として1本とカウントしても良いのです。
しかし、もう12本以上の歯 を無くした口腔内でのブリッジや入れ歯では、自身の歯の1本としてカウントするのは難しいです
そればかりか口腔内のブリッジ、入れ歯により後々、急激に残りの大切な歯を失くしてしまう可能性が益々高くなります。
一生、使う大切な歯です。
少しでもたくさんの歯を残し、一生美味しくご飯を食べてもらいたいと考えます。
失ってしまった歯をどうフォローするかにより、あなたの食生活が今後豊かに過ごせるかどうか決まってきます。
比較表
※横にスクロールしてご覧いただけます
インプラント | ブリッジ | 入れ歯 | |
保険適用 | なし 保険適用される材質はない |
保険適用されない材質もあり 選択可能 |
保険適用されない材質もあり 選択可能 |
治療費 | 35万円程度 | 保険の場合、1万~3万円程度 自費の場合、18万円~ |
保険の場合、5千~2万円程度 自費の場合、5万~25万円程度 |
治療期間 | 上顎の場合、6~12ヵ月 下顎の場合、4~10か月 |
1ヵ月程度 | 1ヵ月程度 |
隣の歯の影響 | 全くない | 隣の歯が健康であっても削らないといけない 隣の歯で失った歯を支えているので、隣の歯に大きな負担を与え、将来的に歯を失う原因になる場合がある |
ブリッジのように隣の健康な歯を大きく削る必要はない 隣の歯にばねをかけるので、隣の歯に大きな負担を与え、将来的に歯を失う原因になる場合がある |
見た目 | 自分の歯と同じようにきれいで美しい | セラミックなどの自費の材質を選択すれば自分の歯のようにきれいで美しい | ノンクラスプデンチャーなどの自費の材質を選択すれば自分の歯のようにきれいで美しい |
食べ心地 | チタンのインプラントが顎骨と結合するので自分の歯のように違和感なく食べることができる | 固定式なのであまり違和感はない | 噛む力が自分の歯に比べて30パーセント程度になってしまう 噛み心地が悪く固いものが食べにくい場合が多い 取り外し式なので、がたつきがあり違和感を感じる |
手入れの衛生面 | 自分の歯と同じように毎日の歯ブラシと3か月に1回程度メンテナンスを受けていれば大丈夫 (ただし自分の歯よりも歯周炎になりやすいので歯磨きとメンテナンスを怠ると問題が起きやすい) |
ブリッジと歯茎の間に食べ物がつまり、口の中が不衛生になりやすい 衛生的にする歯間ブラシでブリッジと歯茎の間を毎回、丁寧に掃除する必要がある |
食べ物が入れ歯に挟まって口の中が不衛生になりやすい。毎日入れ歯を取り外して清掃する必要がある。 |
インプラントのメリットとデメリット
メリット
- 隣接歯への影響がない
- 顎骨の吸収を防ぐ効果がある
- 自分の歯と同しように美しくキレイ
- チタンインプラントが顎骨とくっつくので、自分の歯と同様に問題なく噛める
デメリット
- 保険適用でないため、1本あたり25万~45万円 くらいと高額(医療費控除あり)
- 上顎:6ヵ月程、下顎の:3ヵ月程と期間が必要
(※条件により治療期間を短縮できる場合があります) - 糖尿病などの基礎疾患がある方は治療が難しいケースがある
- 自身の歯よりも歯槽膿漏になりやすいため、口腔内の管理と3~6ヵ月に一回のメンテナンスが必要
ブリッジのメリットとデメリット
メリット
- 固定してるために、違和感が少ない
- 保険適用があり、負担金も少ない(安くて1万円程)
- 自費の材質を選択すると、見た目も自分の歯と同じように美しくキレイ
- 比較的短期間で治療が可能(約1カ月程度)
デメリット
- 隣接歯が健全な歯でも削る必要があり、その歯で失った歯を支持しているため大きな負担がかかり、後々その歯を失う原因になることがある。
- 抜けた歯の顎骨を吸収してしまい、後々、インプラントが難しいことがある。
- ブリッジの歯間に食物残渣が残り、口腔内が不衛生になりやすいため、歯間ブラシを用いてブリッジと歯間を毎日清掃しなければならない。
- しっかり固定した歯が両側にあることが条件、つまり、最後臼歯部を失うと、ブリッジでは対応できない。また、多数の歯を失った場合もブリッジはできない。
入れ歯のメリットとデメリット
メリット
- 保険が適用され、負担金が少ない(安くて1万円ぐらい)
- 比較的短期間で治療が可能(約1ヵ月程度)
- ブリッジのように隣接歯を大きく削ることがない
デメリット
- 隣接歯に針金をかけるため、その歯に大きな負担がかかる。後々、その歯を失う恐れもある
- 顎骨が1年に1mm程度吸収してしまい、後々、インプラントが難しい
- 針金が見えるので、見た目が悪い
- 噛む力が自分の歯と比較して30%以下になり、噛みにくく、固いものを食べれない場合がある・取り外し式でガタガタしているので、違和感が続く
- 食事の時に味覚、温冷の感覚や食感が感じにくい
- 咀嚼効率が非常に悪い。自身の歯と比較して、3分の1程度に低下