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Implantインプラント – よくある質問
よくある質問
- インプラント治療はどのような歯科医院で受ければいいですか?
- インプラント治療は顎顔面・口腔インプラント学会の専門医や指導医の資格を持つ歯科医院で受けられることをお勧めします。インプラント治療は歯科医師であれば誰でもできますが、専門性が高いため、技術力に差があります。専門医・指導医とは、飲食業界におけるミシュランの星と同じです。専門医が二つ星、指導医が三つ星です。
高額な費用がかかる治療だからこそ、専門医院で治療されることをおすすめします。
- インプラントの費用はどれくらいかかりますか?
- 費用に関しては、手術代・インプラント代・上部構造代の合計で、臼歯部が35万円、前歯部が38万円になります。その他にサイナスリフトなどの骨造成術を行った場合は、別料金がかかります。一方で、インプラントの相談、CT撮影をした精密診断、骨をほとんど削らないオステオトーム法による手術、簡単な骨造成等は無料です。
- インプラント治療は痛いですか?
- インプラントの手術の際には、歯を抜いたり歯を削ったりする時に使用する局所麻酔を使用します。 従って手術中に痛みを感じることはありません。しかし、麻酔効果は2~3時間しか持続しませんので、手術後は早めに鎮痛薬(痛み止め)を服用していただきます。術後の痛みは、症例によって異なりますし、痛みの感じ方にも個人差があります。通常の場合、鎮痛薬を数回服用する程度で、痛みは次第に治まります。
- インプラント手術後の腫れはありますか?
- A.インプラント手術後には創部が腫れます。腫れる程度は手術の状況により異なりますが、抜歯をした時と同じ程度です。腫れは次第に引きますので心配はいりません。
また手術部位に関連して内出血が起きて顔の一部が紫色になることがあります。このようになった場合も心配はいりません。
- インプラントはどのくらい持ちますか?
- インプラントは半永久的に持つとは言えません。インプラントが入ってから約10年で95%以上残るという結果がありますが、中には30年以上残っているという報告もあります。
しかし、これはあくまでもご自宅での正しいお手入れに加え、歯科医院での定期的なメンテナンスを行った上での結果です。通常の歯と同じように手入れが不足すると抜けてしまうこともあります。当院ではメンテナンスもしっかり行っていきますので、術後もご安心ください。
- 金属アレルギーなのですが、インプラント治療を行うことはできますか?
- インプラント本体は純チタンでできています。チタンでのアレルギーは現在のところほとんど報告されていません。
心配な場合は、皮膚科でパッチテストというアレルギー検査で調べることができます。
- 骨が少ない人でも、治療できる可能性があると聞きました。どんな治療方法をされていますか?
- 骨量が十分でない場合は、可能な限りご自身の骨を用いたソケットプリザベーションやGBR法、サイナスリフトを行います。ご自身の骨を利用するため、他の骨補填剤を使用した場合と異なり、免疫拒絶反能の心配もありません。
人工物のみを使用する際と比べて安全性が非常に高い治療法です。
当院ではこの方法を採用し、より多くの患者さまにインプラント治療を行えるように取り組んでいます。お気軽にご相談ください。
当院は、学会認定のインプラントの専門機関ですのでご安心ください。
- インプラントと天然歯をブリッジで繋げることはできますか?
- 口腔インプラント学会資料指針2020にも記載されていますが、天然歯の寿命を縮めてしまうため、ブリッジで繋げることはできません。
- インプラントはいつから噛めるようになりますか?
- インプラントで噛めるようになるには、埋入する部位、顎骨の状態、手術の経過によっても異なってきますが、下顎で手術後3~4ヵ月、上顎で手術後5~6か月を目安にしています。その間、基本的には抜歯と同様に普通の食生活をすることができます。
- 天然歯とインプラントの使用感に違いはあります
- 天然歯には歯根膜という組織があり、インプラントにはありません。よって、若干噛んだ感じが違います。
また、インプラント体は、天然歯よりも食渣がつまりやすいと感じる患者さまもおられます。
- 治療ができる年齢などの制限はあるのでしょうか?
- 年齢性別の制限はありません。当院の最高齢の患者さまは80歳の方です。
患者さまの健康状態や顎の状態によって治療ができない場合があります。また、きちんとブラッシングができない場合や定期検診を受けられない場合も、インプラント治療の不適応となります。
- インプラント治療したあとにMRI検査しても大丈夫ですか?
- 口腔インプラント学会資料指針2020にも記載されていますが、インプラントがMRIによる画像診断に影響を及ぼすことはありません。しかし、インプラントの上部に磁石が付いた構造物が装着されている場合には、MRIの画像が乱れることがあるので注意が必要です。また、インプラントが埋まっていることによって、CTによる画像診断に影響することもあります。
- 他医院で行ったインプラントのメンテナンスはできますか?
- 当院では、インプラント専門医院ですので、可能な限り引き受けています。
さらに、他医院でインプラントを行い、経年劣化した上部構造物の作り替えなども行っています。
- 歯並びが悪くてもインプラントはできますか?
- 歯並びが悪くても、かみ合わせのバランスがとれれば治療は可能です。また、インプラント治療に矯正治療を組み合わせる方法もあります。当院では、矯正専門医と連携することで歯並びとインプラント治療を組み合わせることも可能です。
- 抜歯後すぐにインプラントを埋められますか?
- 通常は、抜歯後にできた歯ぐきの穴がふさがるまで、2~5カ月くらい待ってからインプラント治療をします。抜歯後の穴は大きく、すぐにインプラントを埋入すると、すき間ができてしまうことが多いからです。また、抜歯後に炎症が残っていると、インプラントが骨と結合する妨げになります。ただし、前歯部の場合などでは、抜歯後にすぐにインプラントを埋める「抜歯後即時埋入法」という方法があります。高度な技術を要するため、専門医など限られた歯科医師にしかできません。
上記は、あくまでも一般的な場合を想定しております。
患者さまの年齢・健康・お口の状態によって異なってきます。
詳しくは、お気軽にご相談ください。