今後、数回にわけて患者様のインプラント治療における疑問点について解説していきます。

今回は、最も多くの患者さまから質問を受ける「インプラントは一生物ですか」についてです。

答えとしては、インプラント治療は一生物の治療ではありません。

理由としては、インプラント周囲炎や上部構造の破損、対合歯の欠損など様々な原因から半永久的に咬めなくなってしまうこともあります。さらに、現在の歯根型インプラントが日本に導入されて30年程度の歴史しかないため、インプラント治療後の40年や50年後の治療成績が不明なこともあります。

もり歯科としては上記のような見解です。

もり歯科としては、少しでも患者さまに安心と安全を提供するために、最低限の保証として10年保証を導入しています。さらに、インプラント治療を行ってから30年後の患者様の年齢や口腔内の状態を考慮して、介護が費用になった場合に口腔ケアが行いやすい口腔内の状態になるように、インプラントをスクリューで固定する設計を第一選択としています。 インプラントの歯をスクリューで固定することで、簡単に除去できるからです。

現在の歯根型インプラントは、導入されて30年が経過しました。30年も残っている手法は、今後も残っていくと思います。

もり歯科では、30年後も安心できるようなインプラント治療を患者様に提供していきたいと考えています。

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