セラミック治療後のブラッシングの改善ポイントは?|姫路市
セラミックは美しいですから、歯科治療において選択する人が多いです。
ですがセラミックはやや変色しやすいですから、セラミック治療後は、今一度ご自身の日々のブラッシングを見直して、必要な部分は改善していきましょう。
ブラッシングの改善ポイント1:まずは歯医者でアドバイスを受けましょう
まずは、セラミック治療を担当した姫路市の歯医者で「ブラッシングの指導」をしてもらいましょう。
「私は虫歯などできたことがないし、ブラッシングを改善する必要はない」という方もいるかもしれませんが、この先も「口内が健康である状態」が続くとは限りません。
ブラッシングの改善ポイント2:まずは歯ブラシ選びから
「ブラッシングしていて気分がいい」という理由で「かため」の歯ブラシを選ぶ人もいるかと思いますが、セラミックに小さなキズをつける可能性があるのでおすすめしません。
もちろん、かための歯ブラシを使い始めてすぐに変化が分かることはまずありませんが、だんだんとダメージを蓄積し、キズがついて汚れが付着しやすくなったり、欠けたり割れたりする恐れがあります。
ですから、歯ブラシは「ふつう」もしくは「やわらかめ」のものを選びましょう。
「電動歯ブラシ」でブラッシングをしても良いのか
電動歯ブラシであれば、人間では再現できないような細かな振動によって、歯を効果的にブラッシングすることができます。
したがって、セラミック治療後のブラッシングに電動歯ブラシを使うという選択肢も悪くはありません。
「電動歯ブラシの振動がセラミックにダメージを与えるのではないか」と感じるかもしれませんが、よほど強く押し当てない限り問題はないとされています。
ただ、「手磨き」に比べると、電動歯ブラシでは「磨けているつもりになっているが、磨けていない部分」が増えると述べる歯医者も少なくありません。
ですから、まずはセラミック治療を担当した姫路市の歯医者に、電動歯ブラシについて相談してみましょう。
ブラッシングの改善ポイント3:歯ブラシはいつ新調すべきか
歯ブラシの種類や品質にもよりますが、4週間に1回ほど交換すると良いとされています。
これくらい使い続けると、歯ブラシの毛に雑菌が定着してしまう可能性があるからです。
それから、「具体的な期間」以外で判断する方法もあります。
歯ブラシを「毛がある面の、反対の面」から観察して、毛が横にはみ出ているのであれば、歯ブラシを交換するべきです。
この状態になると、「毛先を歯に当てる」ということをしにくくなりますから、プラーク(歯垢)を除去しにくくなってしまいます。
ちなみに、それほど高価な歯ブラシを使う必要はありません。
きちんとブラッシングをするのであれば1本100円以下の歯ブラシでも問題ありません。
ブラッシングの改善ポイント4:毛先に歯を当てるときの力は?
セラミック治療をしていない場合にも当てはまりますが、歯ブラシの毛先をあまり歯に押し付けてはいけません。目安として「シャカシャカ」という音が明らかに聞こえるのであれば、毛先を押し付けすぎていると考えるべきです。
そうではなく、毛先が歯やセラミックにぎりぎり触れるくらいに当てて、軽い力で歯ブラシを横に動かします。
「力をこめるブラッシング」に慣れている方からすると、「これで本当に歯を綺麗にすることができるのか」と不安になるかもしれませんが、実際に弱い力で磨いてみたほうが歯はツルツルになりやすいと言われています。
指で触れると雑菌がつくかもしれませんから、歯の磨いた部分に舌で軽く触れて確認してみてください。
ブラッシングの改善ポイント4:歯ブラシの管理も大事です
ブラッシングが終わったら、水道の水で汚れを洗い流す方が大半のはずです。
しかし、水で流すだけでは、歯ブラシに付着した汚れや歯磨き粉が、歯ブラシの毛に残ってしまう可能性があります。
もう少し、きちんと洗う必要があります。
まずは水道の水で流し、その後、毛先に重点的に水をかけつつ、指で軽くこすり洗いを行います。指に力をこめると毛先が劣化するかもしれないので注意が必要です。
心配であれば、指で洗わず、「毛先に水道水を当てる時間を長くする」ということをしても構いません。
洗浄できたら乾かします。
歯ブラシを軽く振って水を弾き、ティッシュなどに水を吸わせます。
そして、通気性の高いところに歯ブラシを置いておきます。
毛先が上向きになるように置き、毛先にダメージが及ばないように心掛けてください。
雑菌は水分が大好物ですから、水気を残さないようにすることが非常に重要です。
ちなみに最近は「歯ブラシ用の乾燥機」や、専用の「歯ブラシ置き場」などもありますので、必要に応じて調達しましょう。
歯磨き粉に関する注意点|姫路市のセラミック治療
セラミック治療後も、ブラッシングの際に歯磨き粉を使って構いません。
ですが、「歯磨き粉の種類」については改善する必要があるかもしれません。
研磨剤含有の歯磨き粉はおすすめしません
研磨剤には「磨く効果」がありますから、プラークを除去しやすいですし、何よりしつこい「着色汚れ」も取れる可能性があります。
しかし、単に磨くだけでなく「削る効果」もありますから、使い続けていくと徐々に歯が削れていくことになります。
セラミックの耐久性にはやや難がありますから、研磨剤含有(けんまざいがんゆう)の歯磨き粉を継続利用することで、いずれ壊れてしまうかもしれません。
もちろん数か月で壊れる事はまずありませんが、だからこそ「少しずつ摩耗していっていること」に気づかずに使い続けてしまうのです。
顆粒含有の歯磨き粉もおすすめしません
「顆粒」とはつまり「つぶつぶ」のことです。
顆粒含有の歯磨き粉も、研磨剤含有の歯磨き粉ほどではありませんがあまりおすすめしません。
なぜなら、顆粒が歯茎と歯の間に入り込んでしまう可能性があるからです。
そして顆粒が歯茎と歯の間に留まり続けると、細菌の温床になる場合があるとされています。
セラミック治療後のブラッシングでおすすめの歯磨き粉は?|姫路市
率直に言って、特定のタイプの歯磨き粉を使ったからといって、大幅にブラッシングの効果が上がることはありません。
ですから、「少なくとも研磨剤や顆粒が含まれていない、歯とセラミックに優しそうな歯磨き粉を選ぶ」というくらいに考えておけば大丈夫です。
そしてできれば、抗菌成分やフッ素が含まれている歯磨き粉を選びましょう。
どうしても使う歯磨き粉を決め切れない場合は、セラミック治療を行った姫路市の歯医者で相談しましょう。
「歯磨き粉だけでブラッシングしたつもりになっている人」は要改善|姫路市
よくあるのが「歯磨き粉を使っているため、なんとなく全体をきちんとブラッシングできたような気がしてしまう」というミスです。
歯磨き粉の影響で口内が爽やかになりますから、まんべんなくブラッシングできたつもりになるかもしれませんが、結局のところ「歯ブラシの毛先が当たっていない箇所」は磨けていません。
ですから、むしろ「セラミック治療後、ドクターにブラッシングに関するアドバイスを受け、きちんと改善できるまでは歯磨き粉は使わないほうがいい」という考え方もあります。
確かにそうかもしれないと感じるのであれば、適切な方法でブラッシングできるようになってから、歯磨き粉の使用を再開してみてはいかがでしょうか。