一般診療からインプラント、ジルコニア治療、口腔外科ならもり歯科(兵庫県姫路市)

銀歯をインプラントに変える事について|もり歯科(兵庫県姫路市)

インプラント

銀歯を白くすべきなのはなぜか|インプラントも選択肢に入れましょう

もちろん「銀歯が目立つため、白くしたいから」という理由で、銀歯をインプラントなどに変える人もいます。

ですが、見た目以外の部分にも、銀歯のデメリットは色々あります。
銀歯の主な欠点を見ていきましょう。

銀歯の欠点1:銀歯の下で虫歯が発生しやすい

徐々に銀歯が劣化して、サビが発生する可能性があります。
すると、自然歯と銀歯の間から虫歯ができるリスクが高くなります。

そして、銀歯の内部で虫歯が広がる恐れがあります。そうなってしまえば、神経治療が必要になるケースも。また、酷いときには抜歯することもあります。
抜歯した場合は、インプラントなどを検討しましょう。

銀歯を入れている人は、必ず定期的に検診を受けましょう。
そして、歯と銀歯の隙間が黒くなってきたら、銀歯を交換することを推奨します。

※虫歯、歯根嚢胞、歯周病、歯周炎などが見つかる可能性もあるので、「歯の特別な治療を受けておらず、なんの症状もない」という方でも6~12カ月に1回は姫路市で検診を受けることをおすすめします。

銀歯の欠点2:金属アレルギーのリスクがある

銀歯はよだれの影響を受けて金属イオン化し、徐々に粒子化して、体内に溜まっていくことになります。そして、どこかのタイミングでいきなりアレルギー症状が出る恐れがあります。
具体的には、身体や手がかゆくなったり、口内が赤くなったりすることが多いです。

一方、インプラントも金属が使われていますが、基本的に「チタン」という金属アレルギーのリスクが低いものを使います。
また、場合によっては「ジルコニア」という、チタンよりも更に金属アレルギーに関して安全な物質が採用されることもあります。

銀歯の欠点3:アマルガムの銀歯に注意

一昔前の銀歯には「アマルガム」という金属が使われる場合がありました。
このアマルガムには水銀が含まれています。
水銀は溶解しやすく、歯茎や歯を黒色に変色させる可能性がありますし、体内に成分が蓄積してしまうケースも少なくありません。

また、アマルガムの銀歯だと隙間ができやすく、アマルガムのある下の部分に虫歯ができてしまう可能性が非常に高いです。

そのため近年、姫路市のみならず国内全体においてアマルガムを使う歯科医院はほぼ存在しなくなりました。

ですから、「銀歯をかなり前に入れた」という場合は一度歯科医院を訪れることをおすすめします。虫歯ができていると考えられますから、状態によっては、抜歯とインプラント治療も検討しましょう。

ちなみに特にヨーロッパでは、以前に口内にアマルガムを入れた人が、自分の意思で歯科医院に行って再治療を受けるケースが多くなっています。

銀歯の欠点4:歯茎が黒くなるリスクがある

既に少し触れていますが、銀歯がよだれの影響で金属イオン化し、それが歯茎に及んで黒色に変色する場合があります。

特に前歯を銀歯にしているのであれば、「銀歯そのもの」だけでなく「変色した歯茎」も目立ってしまう可能性があります。

歯茎が変色すると基本的には回復しません。
気になる方は、早めに銀歯を外して、歯科インプラント治療や部分入れ歯などを検討しましょう。

インプラントの利点は?|姫路市で銀歯脱却を目指す方へ

続いて、インプラントのメリットを紹介します。
姫路市内の歯科医院で行う場合も含めて、インプラント治療は決して安いものではありません。銀歯を選択するケースと比べると圧倒的に高額になります。
ですが、それに見合うだけの利点があると言えます。

インプラントの利点1:噛みやすい

「自然の歯」における噛む力を1とすると、インプラントでの噛む力は「0.7~ほぼ1」ほどとなります。
「銀歯から部分入れ歯に変える」という選択肢もありますが、その場合の噛む力は「0.2~0.3」くらいになる場合が多く、位置によっては食事などがしにくくなる恐れがあります。

インプラントの利点2:見た目がいい

「銀歯と比べれば、見た目がいいのは当たり前では?」と感じるかもしれませんし、確かにそのとおりです。
ですが、歯科インプラント治療の場合は、それだけでなく「元の歯とほぼ同じような見た目になる」という利点があります。
言い換えれば「他の歯に比べて、綺麗すぎておかしい」という状態にならないという事です。

インプラントの利点3:他の歯に影響を与えにくい

銀歯は硬度が高いですから、「銀歯と接触する歯(特に噛み合う歯)」が傷んだり、すり減ったりしやすくなります。また、銀歯と接触することで割れたり欠けたりしてもおかしくありません。

一方、インプラントに関しては「インプラント自体できちんと噛めるため、他の歯に負荷がかかりにくい」というメリットがあります。
また、インプラント治療を行うに際して、両横の歯を削るケースもほとんどありません。

姫路市でのインプラント治療の料金をできるだけ安くするには?

銀歯や部分入れ歯と比べてメリットが大きい歯科インプラント治療ですが、お伝えしていますとおり基本的に保険が効きませんから料金が高いです。

そこで、インプラント治療費をできる限り安くする方法を紹介します。
もちろん、「金額が高いほうが、安定性もある」という傾向にあるのは確かですが、むやみに高い料金を払う必要もないはずです。

1:インプラント体と人口歯の価格をチェックする

製造会社や種類によって、インプラント体の価格はかなり違います。
安いものであれば1本10万円を切りますが、高いものだと30万円以上になります。
「とにかく安く」とだけ考えていてはいけませんが、インプラント体の値段にもこだわってみましょう。担当するドクターと相談してみてください。

同様に「人工歯」も、5万円~12万円程度と値段に幅があるので、しっかり検討しましょう。

2:骨増生などの追加施術をなくす

アゴの骨が少なかったり薄かったりする場合は、インプラントを埋め込む以外の施術が必要になるケースがあります。
ですが、アゴの状態に沿ったインプラントを選べば、それらの施術を避けることができる可能性があります。そうなれば、当然インプラント治療のトータル金額が下がります。

追加施術の例を挙げておきます。

骨増生

アゴの骨が薄くそのままではインプラントを埋め込めない場合に、インプラントの付近に骨を増生するオペです。

ソケットリフト

上アゴが薄く、普通のインプラントでは突き抜ける可能性があるときに必要になる施術です。「骨補填材」をインプラントが突き抜けたあとの空洞に足して、アゴの骨を高くします。

3:不要なオプションはつけない

歯科インプラント治療は局所麻酔をして行うことになります。
さすがに、この局所麻酔を避けるわけにはいきません。

ですが、場合によっては「笑気注入鎮静法」や「静脈内鎮静法」などを使って、より心身を落ち着けた上で、インプラント治療をすることも可能です。
しかし、局所麻酔だけでも基本的に十分ですから、費用を節約したいのであれば省略しましょう。

また、「神経の位置」や「骨の量」などの関係上、通常よりもややリスクが上がる場合は、「サージカルガイド」という、PCを使ったシミュレーションによって安全性を確保することがあります。
これも不要であれば避けて良いでしょう。
もちろん、「神経や骨に問題がないにも関わらず、サージカルガイドを勧めてくる場合」もできれば拒否するべきです。