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条件別・インプラント治療の通院回数|もり歯科(兵庫県姫路市)

インプラント

歯の状態ごとの歯科インプラント治療の通院回数の目安|姫路市

歯科インプラント治療をする場合の通院回数は「治療前の歯の状態」などによって異なります。ここではいくつか例を出して、通院回数の目安について解説します。

なおドクターの方針や細かな症状次第で、通院回数がかなり前後することもあります。
したがって正確な通院回数については、利用予定の姫路市の歯科医院で確認していただけると幸いです。

また、歯周病や歯根嚢胞などの疾患、部分入れ歯の装着などがないものとして解説していきます。

1:下アゴの奥歯が1~4本ないケースでの通院回数|姫路市

この条件で骨の幅や高さが十分であるケースでは、初回の検査で問題がなければそのまま歯科インプラント治療を開始することが可能です。

次回、歯科インプラントを入れ、1~2週間で抜歯を行います。

傷口などに異変が起きなければ、およそ2カ月後に再度通院します。
(ここで「骨の硬度が足りない」などの支障があるケースでは、期間が1~2カ月延びる可能性がります)
型を取り、半月くらいで被せ物が出来上がります。

通院回数は5回ほど、通院期間は2~3か月ほどになることでしょう。

2:上アゴの奥歯が1~4本ないケースでの通院回数|姫路市

「1」と流れはだいたい同じですが、「抜歯→再通院」までの期間が3カ月ほどとなります。

通院回数は5回ほど、通院期間は3~4カ月ほどとなることでしょう。

3:前歯が1~6本ないケースでの通院回数|姫路市

奥歯と一緒で、歯周病、歯根嚢胞、部分入れ歯の装着などがなければ、初回通院時に歯科インプラント治療をスタートすることが可能です。

次回の通院の際にインプラントを入れて、1~2週間くらいで抜歯し、問題がなければ、下アゴで2カ月ほど、上アゴで3カ月ほど経過したら再度通院します。

仮歯を作り、仮歯のまま1カ月ほど経過観察をします。
奥歯に比べると、前歯のほうが歯科インプラント治療の難易度が上がるため(綺麗に仕上げるのが難しいという意味です)、どうしてもこの経過観察期間が必要になります。

そして型を取り、半月ほどで被せ物が出来上がります。

状態次第では、型を取ってからもう1回通院して、歯のフォルムなどをチェックする可能性があります。

通院期間は下アゴで3~4カ月ほど、上アゴで4~5カ月ほどとなります。
そして、通院回数は7回ほどとなります。

4:上アゴの奥歯が1~4本なく、骨がやや低いケースでの通院回数|姫路市

骨の高さが足りない場合は、通院回数・通院期間が長くなる可能性があります。
しかし、高さが5ミリくらいあれば、「ソケットリフト法」などの骨増生施術を、歯科インプラント治療と一緒に行うことで対処できます。

通院回数は5回ほど、通院期間は3~4カ月ほどとなります。
つまり、それほど多く・長くならないということです。

ただし、「骨が柔らかいケースで伸びる通院期間」が最長で3カ月ほどになる可能性があります。

5:上アゴの奥歯が1~4本なく、骨がとても低いケースでの通院回数|姫路市

骨の高さが5ミリ未満の場合や、骨の幅が極端に狭いときには、「GBR法」や「サイナスリフト法」などの骨増生をしてからでないと歯科インプラント治療をすることができません。

骨が形成されるまでに3カ月ほどかかり、この段階までの通院回数は4回ほどとなります。

骨増生が完了しましたら、あとは「2」とだいたい同じ流れとなります。

合計の通院回数は10回ほど、通院期間は半年ほどとなります。
そして、「骨が柔らかいケースで伸びる通院期間」はトータルで1~6カ月ほどとなります。

6:下アゴの奥歯が1~4本なく、骨がやや低いケースでの通院回数|姫路市

インプラントを入れる際に、GBR法などの骨増生施術を一緒に行います。
同時に済ませることになりますから、通院回数や通院期間が変化することは基本的にありません。
「1」と同じく通院回数は5回ほど、通院期間は2~3か月ほどとなります。

7:下アゴの奥歯が1~4本なく、骨がとても低いケースでの通院回数|姫路市

GBR法などの骨増生施術が完了してから、歯科インプラント治療に移行します。
骨増生が完了するまでの通院回数は4回ほど、通院期間は3カ月ほどとなります。
あとの流れは「1」とほとんど一緒です。

合計の通院期間は8回ほど、通院期間は5~6カ月ほどとなります。

8:前歯が1~6本なく、骨がとても低いケースでの通院回数|姫路市

やはり骨増生施術が完了してから、歯科インプラント治療に移行することになります。
また、歯肉も足りない場合は「歯肉移植」もする場合があります。
それ以外の流れは「3」とほとんど一緒です。
合計の通院期間は下アゴの場合で6~7カ月、上アゴの場合で7~8カ月ほどであり、通院回数は10回ほどとなります。

この8のようなパターンの場合、歯科インプラント治療の難易度が非常に高くなります。
信頼できる姫路市の歯科医院を探して依頼しましょう。

歯がない本数が非常に多い場合の通院回数は?|姫路市

「もともと総入れ歯だった」など、「歯がない本数」が非常に多い場合でも、通院回数が劇的に長くなることは基本的にありません。
1本1本に対して順番に取りかかるのではなく、同時に進めていくからです。

ただし、被せ物を作る期間が長くなります。
通常は半月ほどで完成する場合が多いですが、歯の欠損数が10本を超えていると、1か月ほど要するかもしれません。
この1カ月の間の通院回数は3~4回ほどとなり、嚙み合わせなどを慎重にチェックしていくことになります。

以上のように、歯科インプラント治療の本数が非常に多くても、時間・労力的負担は実はあまり大きくなりません。

ただし、本数が多い分、治療費は跳ね上がるので気を付けましょう。
歯科インプラント治療には、基本的に保険が効きません。

ですが、「事故で歯を失った(自損事故を除く)」「生まれつき歯がない」など、やむを得ない理由で歯科インプラント治療を行う場合には保険が効く可能性があります。
該当する方は、利用予定の姫路市の歯科医院に問い合わせてみましょう。

歯科インプラント治療完了後の通院回数について|姫路市

歯科インプラント治療が一通り終わっても、全く通院しなくて良くなるわけではありません。
インプラントのメンテナンスをしたり、虫歯・歯周病のチェックをしたりするために、定期的に通院しなければなりません。
特に「インプラント歯周炎」のリスクは絶対に無視できません。

「歯科インプラント治療完了後の通院回数」は年間1~4回ほど(初期はもっと早いペースになる場合があります)、通院期間は基本的に一生です。

「一生」と聞くと大変に思えるかもしれません。
しかし、本来は「今、歯や歯茎に関する問題が全くない」という人でも、少なくとも年に1回は歯科検診を受けるべきです。
そうすることによって大きな疾患を事前に防げば、「生涯で歯にかける費用」は結果的に低くなります(歯科検診の費用はそれほど高くありません)。

インプラントに話を戻しますが、インプラント体は10~20年ほどもつ場合が多いです。
ですが、適切に使うことにより、それよりも長い期間もたせている人もいます。
そういった意味でも、「歯科インプラント治療が終わったからもう大丈夫」とは考えず、ドクターの指示通りのペースで定期検診を受けることが重要であると言えます。