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セラミック矯正の定義やメリット| もり歯科(兵庫県姫路市)

セラミック

セラミック矯正とは何か|姫路市

セラミックの被せ物を用いて、歯並びなどを整えることを「セラミック矯正」と呼びます。
「クイック矯正」「補綴矯正」「差し歯矯正」などと呼ばれることもありますが、セラミック矯正という呼び方が最も一般的です。

八重歯、乱杭歯、すき歯、出っ歯なども、セラミック矯正であれば短い期間で矯正することが可能です。
セラミックは白く美しいですから、歯の色も綺麗にすることができます(『元の歯の色を変える』という意味ではなく、『被せるセラミックが美しい色である』という意味です)。

ちなみに、一般的な歯科矯正では「直接的に歯列を動かす」という方法で歯並びを整えていきます。
ですが、セラミック矯正にはその過程がありません。「被せ物によって全体的な形を整える」という事をします。そのため「矯正治療」ではなく「審美治療」に分類されることもあります。

セラミック矯正治療のメリット|姫路市

1:治療期間が非常に短い

治療期間が非常に短い。
これが、セラミック矯正治療における最大のメリットです。

通常の歯科矯正では矯正器具を使って徐々に歯を移動させていきますので、短くても1年、長ければ3年を超える治療期間となってしまいます。
1~2か月に1回は通院することになりますから、トータルで10~30回程度は歯医者に行くことになるでしょう。

ですがセラミック矯正の場合は歯を移動させませんから、早ければ1カ月、遅くても3か月ほどで治療が完了します。通院回数は3~4回で済みます。

2:「歯の逆戻り」のリスクがない

通常の歯科矯正では、ある意味強引に歯を動かすことになります。
そのため、一度矯正できても徐々に歯が戻っていく可能性があります。
そうならないためにも、矯正後に「リテーナー」と呼ばれる保定装置を装着するのですが、装着期間が数年に及ぶこともありますし、リテーナーを外してから歯が戻ることもあります。

ですが、セラミック矯正の場合はそもそも歯を移動させるわけではありませんから、歯の逆戻りが発生するはずがありません。
「一度矯正できれば、戻ってしまう心配が一切ない」というのもセラミック矯正のメリットであると言えるでしょう。

3:歯が白く美しくなる

通常の歯科矯正では、歯自体が現状より白くなったり美しくなったりすることはありません。「あくまで歯並びを良くするだけ」です。

ですが、セラミックは非常に白く美しい素材ですから、セラミック矯正をするだけで「歯並びの美しさ」だけでなく「歯の美しさ」も手に入れることができます。

また、「歯が極端に綺麗すぎて違和感が出る」ということも基本的にはないのでご安心ください。ただし、総合的な審美性(美しさ、違和感のなさなど)に関しては、歯医者としての実力に大きく左右される部分ですので、姫路市の信頼できる歯科医院を探して、きちんと相談して納得した上でセラミック矯正を受けることをおすすめします。

ワイヤー矯正のデメリット|姫路市のセラミック矯正

セラミック矯正以外の矯正治療としては、ワイヤー矯正がメジャーです。
ここでは、このワイヤー矯正のデメリットを紹介していきます。

1:治療期間が非常に長い

すでに少し触れていますが、ワイヤー矯正の治療期間はとても長いです。
「それで歯並びが良くなるのであれば我慢できる」と感じるかもしれませんが、1~3年間気が変わることなく、矯正器具を装着し続けることができるでしょうか。
また、定期的に通院することができるでしょうか。

イメージしてみて「完了まで頑張ることができる」と確信できなかったのであれば、セラミック矯正など、他の矯正方法を検討することをおすすめします。

それから、数年以内に遠方に転居する予定がある方にもワイヤー矯正は向きません。
「姫路市の歯医者A」で矯正治療を始めたのであれば、完了まで「姫路市の歯医者A」に通ったほうが仕上がりは良くなる可能性が高いからです。
転居先の歯医者にきちんと事情を説明すれば矯正を再開することはできますが、あまりおすすめはしません。

一方、セラミック矯正であれば数か月で完了しますから、転居などを考慮する必要はほぼありません。

2:痛みがある

ワイヤー矯正では痛みを感じる場合が多いです。
これは、主に「歯を移動させることによる痛み」です。

ずっと痛みが発生し続けるわけではありませんが、「装置の調整を行ったとき」の数時間後から痛くなりはじめ、2日後くらいまでは気になる痛みが続くことがあります。
装置の調整日から7日程度で痛みがほとんど消えますが、調整するたびに痛くなるかもしれませんから、特に痛みが苦手な人にとってはストレスが溜まるかもしれません。
また、装置が頬の裏や唇に接触することで口内炎が発生する可能性もあります。

セラミック矯正に関しても治療後に痛みを感じる場合がありますが、長くても数日経過すれば治るケースがほとんどです。
ワイヤー矯正のように「調整するたびに発生する痛みと付き合っていく」という事はありません。

3:ワイヤーが目立つ

ワイヤー矯正のために装置を装着していると、どうしても目立ってしまいます。
装置の色などによっては違和感が非常に強い見た目になる可能性があり、本人としても「周囲の人にどう見られているだろうか」「できる限り、他人に見られたくない」などと感じてしまい、精神的な負担が強くなる恐れがあります。

一方、セラミック矯正の場合は何か装着することはありませんから、こういった類の悩みを抱くことはないはずです。

ただ、近年のワイヤー矯正では「歯の色に近いタイプの装置」も登場しており、これを装着すれば、遠目に見て分かるほどの違和感は出ないはずです。
ですが、装置自体が大々的なものであるため、近づいて見てしまえば、明らかに「何かつけている」という印象になってしまうことでしょう。

4:装置が外れる可能性がある

ワイヤー矯正では、矯正用の装置が外れてしまうこともあります。
必ずしも自力で装置をつけ直すことができるわけではなく、装置を再装着するためだけに歯医者に行かなければならない場合もあります。

特に「粘度の高い食品」や「硬度の高い食品」を食べると、装置が外れやすくなるので気を付ける必要があります。

5:ブラッシングがしにくい

装置を装着しますから、ブラッシングがしにくいです。
場合によっては歯医者で指導を受けて、ブラッシングのやり方を改善しなければなりません。

ワイヤー矯正に不安を感じる方はセラミック矯正を検討しましょう|姫路市

ワイヤー矯正を行うことで3ミリ以上歯を動かすことができますし、成功すれば口元の印象が大きく改善されることでしょう。
しかし、「治療期間が長い」「痛い」「ワイヤー矯正中の見た目が悪い」「装置が外れることがある」「ブラッシングがしにくい」など、無視できないレベルのデメリットがあることも確かです。

一方のセラミック矯正には、ワイヤー矯正のようなデメリットはあまりないと言えます。
特に「治療期間がとても短い」という事実は何物にも代えがたい利点であると表現できるでしょう。

「ワイヤー矯正でなければならない」もしくは「セラミック矯正でなければならない」などという事はありませんが、どちらにすべきか迷っている方は、一度姫路市の信頼できる歯医者を訪れて相談してみてはいかがでしょうか。
適切な方法(場合によっては別の矯正方法)を提案してくれるはずです。