今回は根っこの先に病変をもってしまった時に、病変部を切除する歯根端切除術中に切除した根っこの先端部分につめる材料の種類別の治療成績です。
下の論文では、術後5年の治療成績をまとめています。
結果としては、マイクロスコープを使用した歯根端切除術(170歯)において、術後1年時の治癒率が83.8%、術後5年時の治癒率が75.9%(170歯中129歯)で治癒を認めていました。術後1年から5年において、治癒率が低下していました。
材料別では、MTMセメントが治癒率86.4%に対して、SuperEBAセメントが治癒率67.3%であり、使用材料によって治癒率に差がありました。
もり歯科では、国内外の論文から治療成績などを調査して、最善の手法や材料で治療を行っています。歯根端切除術に対しては、保険医療と自費ともにマイクロスコープを使用して行っています。しかし、使用する材料には、厚労省の認可の関係や価格などの関係から、MTMセメントを使用した歯根端切除術は自費になってしまいます。ただし、自費の歯根端切除の場合は3 年保証で行っています。
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