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インプラントと部分入れ歯について| 医療法人社団健口会もり歯科もり歯科(兵庫県姫路市)

インプラント

インプラントと部分入れ歯、それぞれのメリット・デメリット|姫路市

歯周病や虫歯などの影響で歯がなくなって、インプラントにするか部分入れ歯にするかで迷うケースがあります。

そこでここでは、インプラントと部分入れ歯の、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。姫路市で歯科医院をお探しの方も、予備知識としてぜひご覧ください。

部分入れ歯のメリット

まずは部分入れ歯のメリットからです。

姫路市内のどの歯科医院を利用するとしても、ほとんど変わりません。

1:掃除しやすく清潔を保ちやすい

インプラントとは異なり、部分入れ歯は容易に着脱できます。

そのため「部分入れ歯そのもの」と、「残った歯」を手軽にきちんと掃除することが可能ですから、口内の状態を清潔にキープすることができます。

2:治療期間が短い

姫路市の多くの歯科医院で、部分入れ歯は30~60日くらいでできあがります。

それとは別に歯の治療期間がありますから、通院回数が劇的に少なくて済むわけではありませんが、インプラントに比べればすんなり終わります。

3:外科施術ナシ・あまり削らない

ブリッジ治療などと比べると、あまり歯を削らなくて済みます。

また、インプラントとは異なり、外科施術はしませんから痛くありません。

4:基本的に安くて済む

「保険が効く部分入れ歯」であれば、「装着までの料金」の相場は姫路市に限らず0.5~1万円程度で済みます。

しかし、「保険が効かない部分入れ歯」に関しては、30万円以上かかってもおかしくありません。

ただ、もちろん同じ姫路市内で施術するとしても、どの歯科医院で作るかで料金は多少変わるので覚えておきましょう。

また、状態によっては必ずしも「保険が効く部分入れ歯のほうがいい」とは言い切れない場合もあります。

部分入れ歯のデメリット

続いては部分入れ歯のデメリットに関してお話します。

これについては、「姫路市のどの歯科医院を選ぶか」で変わってくるところも大きい(実力差があるという意味です)ので、慎重に選択することをおすすめします。

1:最初は違和感を覚えやすい

部分入れ歯の装着初期は、違和感を覚えやすいです。

ですから、擦れて痛みを感じたり、少しだけ滑舌が悪くなったり、口内を噛んだりしやすくなる可能性があります。

それを防ぐためには部分入れ歯を入れてからも、何回か歯科医院を訪れて調節をしなければなりません。

また、繰り返しになりますが、「そもそも技術的に信頼できる歯科医院を選ぶ」ことも大事です。姫路市の歯科医院を丁寧に探しましょう。

2:噛む力が弱くなる

口内の状態や個人にもよりますが、「もともとの歯」での噛む力を1とすると、「部分入れ歯」での噛む力は0.2~0.3くらいになってしまいます。

ここまで噛む力が下がってしまえば、慣れるまでは「全く物足りない」というレベルの違和感を覚えるかもしれません。

これは、インプラント治療にはあまりない欠点です。

部分入れ歯を入れた状態で強引に力を込めて噛むと、歯茎が物理的なダメージを負う恐れがあるので気を付けましょう。

3:メンテナンスが必須

ほぼ全ての歯科治療に言えることですが、定期的なメンテナンスが欠かせません。

「合わない」と感じるままで部分入れ歯を使い続けていると、口内で揺れやすくなって、「支える役割を担う他の歯」にまでダメージが及んでしまう可能性が高いです。

また、違和感がなければメンテナンスをしなくても良いかというと、そんなことはありません。「違和感がないつもりで使い続けていても、いつか明確な違和感に襲われる」からです。そうならないようにメンテナンスをする必要があるのです。

さらに、場合によっては部分入れ歯自体を新規に作ることになるかもしれません。

そうなれば、当然それなりの費用がかかってしまいます。

インプラント治療のメリット

続いてはインプラント治療のメリットを挙げていきます。

1:すぐに馴染みやすい

「そもそも着脱できることに価値がある部分入れ歯」とは異なり、インプラントは固定タイプのものですから、比較的すぐに馴染みやすいです。

また、着脱をしない分、煩わしさがありません。

2:歯を削らない・別の歯への負担が小さい

部分入れ歯が「歯をあまり削らない」とすると、「一部例外を除いて歯を削らない」のがインプラント治療です。姫路市内のほぼすべての歯科医院において、インプラント施術において歯を削ることはありません。

そのため歯への負担が小さいですし、別の歯へのダメージも少なくて済みます。

3:噛む力がかなり残る

これも口内の状態や個人によりますが、インプラントがきちんと定着すれば噛む力はかなり残ります。

だいたい7~8割残ると考えていて構いませんし、場合によっては「もともとの歯があったときの噛む力とほぼ変わらないような気がする」というレベルにまで回復することもあります。

4:審美的にもいい

「銀歯」と似たデメリットですが、特に「保険適応の部分入れ歯」については、金具が見えてしまって見た目が悪くなる恐れがあります。

ですが、インプラント治療であれば金具は見えませんから、審美的に優れていると言えます。

インプラント治療のデメリット

次にインプラント治療のデメリットを挙げていきます。

デメリットではあるものの、姫路市内の実力のある歯科医院を選べばある程度カバーすることが可能なものが多いです。

1:料金がかなり高い

インプラント治療は一部の例外を除いて保険が効きませんから、姫路市内のどの歯科医院を利用したとしても基本的に高額になります。

歯1本につき30~50万円前後となる場合が多いです。

ちなみに「一部の例外」というのは、主に「事故や病気による損傷を改善するための治療」と「先天的な不具合を改善するための治療」などのことを指します。

2:外科施術を行う

インプラントでは「人工歯根」を骨の内部に埋め込むことになります。

そのためには、歯茎を切って、骨に穴を作る必要があります。

この施術にはリスクもあるため、骨粗鬆症や糖尿病を有する人は、インプラント治療ができない、もしくは歯科医院に断られる可能性があります。

ちなみに、喫煙者に関しては成功率が1割ほど下がると言われています。

3:メンテナンスが欠かせない

インプラントを選択した場合でも、やはりメンテナンスは欠かせません。

近年のインプラントは質が上がっていますが、それでも「もともとの歯」と全く同じレベルで馴染むことはあり得ません。

インプラント治療に関しては、特に「インプラント歯周炎」が心配です。

この炎症は「歯垢が含有している細菌」によって引き起こされるため、歯磨きの仕方などが甘ければ発生のリスクが高くなります。

ですからインプラントを選択した場合は、それまで以上に歯磨きに気を使ってください。

そして、それでも限界がありますから、定期的に通院して歯垢を取り除くことをおすすめします。

部分入れ歯とインプラントのどちらを選択するべきか|姫路市

まず、金銭面を優先するのであれば部分入れ歯を選択すべきでしょう。

(ただし、その発想で選ぶのであれば保険が効く部分入れ歯にする必要があります)

ですが、料金が高額であるだけあって、実力のある姫路市内の歯科医院でインプラント治療とメンテナンスを行えば、その後の生活がかなり楽になります。

ですから、ぜひ金銭面以外のことも考慮した上でどちらの治療法にするかを決めていただければと思います。