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お子様の虫歯予防と関連因子の関係について⑤

小児

今回は、お子様の虫歯予防と関連因子の関係についての第五回目です。

家庭でのフッ素の使用について

フッ素は、お子様の歯に対して最も有効とされており、細菌が作り出す酸に対して、歯を強くしたり、歯の再石灰化を促進させたり、虫歯の原因菌を弱らせたりと3つの働きがあります。

ご家庭でも、フッ素を使用した虫歯予防が行われ,様々な形のフッ素含有の商品を選び、使用されていると思います。

しかし、意外にもフッ素の使用と、虫歯の有無による比較に相関が認めらません。

また、何らかの形でフッ素を使用しているお子様と、全くしていないお子様との間での比較でも、虫歯の有無に有意な差が認めないそうです。

つまり、家庭でのケアだけでは不十分で、ホームケアや食育、キシリトールの使用、歯科医院での専門的な清掃などを総合的に行うことが、虫歯予防に必要なのです。

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