今回はご自身の親知らずなどを、抜歯しなければいけない部位に移植する自家歯牙移植についてです。
自家歯牙移植は、抜歯後の欠損部にご自身の歯を移植する方法で、健康保険が適応になります。
もり歯科においても、欠損補綴の選択肢として若い患者さまで、親知らずが残っていた場合は積極的に行っています。
では、治療成績はどのくらいでしょうか。 下の論文では、自家歯牙移植を行った182歯の臨床経過を報告しています。
処置後2か月~60か月の追跡調査では、失敗であったのが9例(4.5%)でした。成功率は94.5%であり、欠損部の歯の置換方法としては非常に有用な方法でした。
もり歯科では、自家歯牙移植術を行っており、必ず選択肢として考慮するようにしています。
20歳~40歳程度で残念ながら奥歯を失ってしまった場合は、インプラント治療を行う前に、自家歯牙移植を行い、移植歯がダメになってしまってから、インプラント治療を選択された方が経済的にやさしいと思います。最大限、歯の保存に努め、ダメになってしまった場合にもあらゆる手段を駆使して、ブリッジを回避することが自分の歯を守るうえで重要だと考えます。
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