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インプラント治療時の通院回数の目安|医療法人社団健口会もり歯科もり歯科(兵庫県姫路市)

インプラント

インプラント治療の通院期間や通院回数の目安を把握しましょう|姫路市

インプラント治療では外科手術を行うことになります。
まずカウンセリングをして、それから施術をして、メンテナンス期に入るまで、かなりの日数を要する場合もあります。

そこでここでは、インプラント治療の各段階における通院回数や通院期間について解説します。

もちろん「口内の状態」や、「選択する施術方式」や、「姫路市のどの歯科医院を選ぶか」などによっても違ってくるので、あくまで目安として捉えてください。

インプラント治療前のカウンセリング・検査までの通院回数・期間|姫路市

カウンセリングでは、これまでの生活習慣、希望する治療方式、今の症状などを伝えつつ、どのような施術をするべきなのかをドクターと相談することになります。
そして施術計画が決まったら、インプラント治療がスタートします。
ちなみに、施術前に精密検査と問診をして、口内を含む身体中のコンディションをチェックすることになります。

通院回数は2回か3回くらいになることが多いです。
通院期間に関しては2日から半月程度が目安ですが、「本人が通院の都合をつけられるか」という部分にも左右されます。
お仕事などで忙しい方は、予約を入れやすい姫路市の歯科医院を選ぶべきかもしれません。

インプラントの施術にかかる通院回数・期間|姫路市

インプラント治療には、「一回法」と「二回法」があり、前者は文字通り1回で、後者は2回に分けて施術をすることになります。

一回法と二回法の詳細は後述します。
まずは、それぞれの通院回数・期間の目安を見ていきましょう。

「アゴの骨にインプラントを埋没させる手術」についてですが、
一回法であれば「通院回数1~2回、通院期間1日~半月」ほどで、二回法であれば「通院回数4~6回、通院期間3カ月~7カ月ほど」となります。
二回法のほうが手間がかかりますから、これくらいの差がついてしまうのは仕方がないことです。

さて、インプラントはアゴの骨に埋め込みます。
そのため、アゴの骨が不足している場合は「骨増生」によって骨を増やしてからでないと、インプラント治療を行うことができません。

骨増生施術については、「通院回数2~4回、通院期間4~7カ月」が目安となります。
ただ、「骨誘導再生」という手法の骨増生については、通院回数と通院期間がやや少なく済む可能性もあります。

それから、場合によっては「歯肉移植施術」によって、歯茎を増やす事になるかもしれません。この「歯肉移植施術」については、「通院回数2~4回、通院期間1~2か月」が目安となります。

また、インプラント治療、骨増生など、それぞれを並行して進めていく場合もあるので、正確な通院回数・期間については、やはりご自身が通う姫路市の歯科医院に聞いておくことをおすすめします。

インプラント治療後のメンテナンスにかかる通院回数・期間|姫路市

まず、インプラント治療が済んでも、定期的に歯科医院に通ってメンテナンスをするべきです。ですから、「通院期間」については、基本的に「一生涯」ということになります。

インプラントを埋め込んだら、しばらくは口内の経過観察と調整をするために通院します。
この時の通院回数や期間は個人によって大きく差がありますし、姫路市のそれぞれの歯科医院の方針によっても異なってきます。

インプラントが落ち着いたら、「メンテナンス期」に入ります。
1年間の通院回数は1~4回くらいが目安となります。
ですが、状態によっては月1~2回の通院が必要になる可能性もあります。

インプラント治療後のメンテナンスの主な内容

1:レントゲン撮影

レントゲン撮影をして、「インプラントの付近の骨」や、「元々ある歯」や「元々ある歯の付近の骨」の様子をチェックします。

2:噛み合わせの確認

「噛み合わせに問題がないか」というのは、インプラント治療をする上で非常に重要なことです。カラーシートを噛むことで、噛み合わせのバランスをチェックします。

その結果、噛み合わせを調整する必要がある場合は、人工の歯を削ります。
「元々ある歯」を削ることは基本的にないのでご安心ください。

3:口内全体の確認

粘膜・歯茎・歯などのコンディションをチェックして、炎症や汚れの有無を確認します。
また、場合によっては、被せ物(人工歯)を一旦取り外して、インプラントの割れ・ヒビ・欠けの有無などを調べるケースもあります。

4:歯の掃除

特殊な機械を使って、「元々ある歯」と「人工歯」の汚れを除去していきます。
これについては、特に「インプラント歯周炎を防ぐ」という意味合いが大きいですが、通常の歯周病のリスクを下げるという意味もあります。

5:食生活や歯磨きに関するアドバイス

「歯の特定の箇所が目立って汚れている」など、歯磨きの仕方に問題がある場合は、歯科衛生士や歯科医師から改善のためのアドバイスをしてもらえます。
それと同じく、食生活についても指導が入る場合があります。

ただ、歯磨きについては可能な限り実践すべきですが、
「食生活の調整」に関しては、無理のない範囲で実行するだけで構いません。
(ただし、重大な問題がある場合を除く)

インプラント治療の保証制度について|姫路市

インプラント治療を受けると、「再施術・修復料金を、外部の保証会社が出してくれる」という内容の保証制度を利用できる場合があります。
しかし、他の歯科医院でメンテナンスを行ってしまうと、元の歯科医院の保証制度が無効になってしまう可能性があります。

「姫路市から転居する」などの場合は仕方がありませんが、そうでなければメンテナンスも同じ歯科医院で受けるようにしましょう。
そうでないと、通院回数・期間などが、当初考えていたものから変わってしまう恐れもあります。

インプラント治療の通院回数・期間に大きな影響を与える一回法・二回法とは?

それでは先ほど紹介した一回法・二回法について詳しく見ていきましょう。

「一回法と二回法のどちらにするか」については、姫路市の歯科医院で相談しましょう。
ただし、患者側に選ぶ余地がない場合も多いです(強制されるということではなく、どちらかしか採用できないという意味です)。

一回法について

「外科施術が一回だけで終わる」のが一回法の利点です。
歯肉の切開を一回しか行わないということですから、身体へのダメージも少なくて済みます。一回で完了するぶん治療工程も比較的シンプルですから、二回法よりも低料金となる場合が多いです。

ただし、骨の量が多くないと一回法は採用できない場合があります。
「骨増生」で骨を増やしつつ、一回法で済ませることが可能なケースもありますが、二回法に比べると多少感染の危険性が上がります。

二回法について

外科施術を二回実行します。

最初のオペでアゴの骨にインプラントを入れて、歯肉を閉じて骨とインプラントがくっつくまで待ちます。「くっつく」のに3カ月~半年ほどかかるため、一回法に比べると通院回数・期間が多く(長く)なるのです。

二回目のオペでもう一回歯肉を切開して、アゴの骨を削って、アバットメントをジョイントします。
これが完了したら、人工歯の製造を始めます。

二回法では、「歯茎を閉じてインプラントとアゴの骨がくっつくまで待つ」という過程が入りますから、感染の危険性を下げることができます。