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骨増生でインプラントが可能になる場合も|もり歯科(兵庫県姫路市)

インプラント

姫路市内でも歯科医院ごとのインプラント治療のレベルには差があります

姫路市内に限らず、歯科医院によって「このジャンルに特化している」「このジャンルには力を入れていない」などの差があります。

それでも一般的な虫歯治療などは、ほぼどの歯科医院でも高レベルで行えます。
ですが、歯科インプラント治療に関しては「外科手術ができるドクター」や「インプラント治療用の設備や機材」が必要になりますから、医院によってレベルに差が生じるのです。

ですから、歯科インプラント治療を行いたい場合は、歯科医院をきちんと選びましょう。

歯科インプラント治療ができない場合が多いケース|姫路市

「歯科インプラント治療ができない可能性が高くなる条件」があるので紹介します。
ただ、場合によっては適切な対応を取ることでインプラント治療が行えることもあるので、やはり歯科医院選びには力を入れなければなりません。

1:20歳以下の人

20歳以下の人は、まだアゴの骨が目に見えて成長する可能性が高いです。
そのため、歯科インプラント治療は基本的に行えません。これは、姫路市に限らず世界中で同じです。
インプラント治療を強行すると、歯並びなどがおかしくなる恐れがあります。

20歳以下の方は部分入れ歯や銀歯などで対処し、20歳くらいになってアゴの骨の発達がストップしてから歯科インプラント治療をしましょう。

2:妊娠期間~授乳期間中の方

意外かもしれませんが、妊娠期間~授乳期間中も歯科インプラント治療ができない場合が多いです。
歯科インプラント治療に伴い、服薬や外科手術を行うことになるからです。

特に骨増生施術や伴う場合は、治療期間が長くなりますし、通院回数も多くなりやすいです。
身体に負荷がかかりますから、授乳期間が終わって体調が整ってから歯科インプラント治療をしましょう。

20歳以下の方と同じく、妊娠期間~授乳期間中は部分入れ歯や銀歯などで対応することをおすすめします。

3:持病を抱えている場合

持病を抱えている場合は、施術後や施術中のトラブルが心配なので歯科インプラント治療ができない可能性があります。
例えば糖尿病、骨粗しょう症、心臓病、高血圧などが当てはまります。

ただし、「その持病に関して担当しているドクター」と相談して、トラブルが起きるリスクが低いと判断されれば歯科インプラント治療ができます。
実際には、持病があっても歯科インプラント治療が行えることは少なくありません。
また、制御薬を使ったり休薬したりして治療を進めていく場合もあります。

4:歯周病や虫歯が発生している場合

歯周病や虫歯があっても、技術的に考えれば歯科インプラント治療をすることはできます。
ですが、歯周病や虫歯があるときは口腔内感染症のリスクが上がるため、歯科インプラント治療ができない場合が多いです。

ただ、これに関して対応方法は簡単です。
まずは、歯周病や虫歯を治しましょう。
そして、炎症等も含めて完治すれば、歯科インプラント治療をすることができます。

もちろん「歯周病や虫歯の治療を行う歯科医院」と「インプラント治療を行う歯科医院」は別々のところであっても構いません。
ですが、姫路市内において、歯周病や虫歯の治療ができない歯科医院はほぼ存在しませんから、最初からインプラント治療に特化した医院を探すのも良いでしょう。

ちなみに、歯周病や虫歯の治療を行うにあたって「歯根嚢胞」という、「歯茎の中の出来物」のようなものが発見される可能性もあります。
歯根嚢胞の程度によっては神経治療で完治してインプラントが行える場合もありますが、抜歯が必要になることもあります。
抜歯したら、そのままインプラントをすると良いでしょう。

5:アゴの骨が少ない・薄い場合

歯科インプラント治療においては、アゴの骨にインプラント体を入れることになります。
ですから、アゴの骨が少なかったり薄かったりする場合は、そのままでは歯科インプラント治療ができません。

こういったケースでは、人工骨移植や骨増生によって骨を増やしてから、歯科インプラント治療をすることになります。

特に「長期的に部分入れ歯をつけていたが、インプラントに移行したい」という場合は、部分入れ歯の影響でアゴの骨が薄くなっている可能性があります。
人工骨移植・骨増生の実績がある姫路市の歯科医院を探してみましょう。

アゴの骨が少ない・薄い場合に行う骨増生の詳細|姫路市のインプラント治療

20歳以下の方や妊娠期間中の方などは、基本的には適切な期間待つだけで歯科インプラント治療が行えるようになるでしょう。
また、持病があるケースでも医師との相談次第で歯科インプラント治療ができる場合が多いです。
そして、虫歯や歯周病に悩まされている方でも、それが完治すれば歯科インプラント治療をすることが可能です。

ですが、アゴの骨が少ない・薄い場合は、先述のとおり「骨増生」「骨移植」などといった特別な処置が必要になります。
「放置していれば、いつかインプラントできるようになる」という事は基本的にありません。

「特別な処置」にもいくつか種類があるので紹介します。

ソケットリフト

上アゴ奥歯の骨が不足しているケースに、移植材や骨を補充する手法です。
身体へのダメージが少ないのが魅力ですが、骨があまりにも薄いと行えませんし、行える範囲も比較的狭いです。

サイナスリフト

こちらも上アゴ奥の骨が不足しているケースにおいて行う骨増生です。
ソケットリフトができない場合でもこのサイナスリフトならできる可能性が高いですが、こちらのほうが金額は高いですし、治療期間・通院回数が長く、多くなりやすいです。
また、身体への不可もソケットリフトに比べると大きいです。

GBR

骨を支持する骨が不足しているケースにおいて、特別な材料を使って骨の再生を進める手法です。「骨組織誘導再生法」とも言います。
身体のダメージがやや大きいですし、治療期間・通院回数が長く、多くなりやすいですが、色々な症例において行える優秀な手法です。
また、特に前歯に対して行う場合はナチュラルな仕上がりになります。

ソケットプリザベーション

抜歯したところに人工骨を埋め込んで、骨再生を促す手法です。
抜歯してからの骨吸収を和らげることができ、将来的なインプラント治療を見据えている方にはおすすめです。身体への負担も低めです。
ただし、治療期間は長くなりやすいです。

CTG

本人の口内から結合組織を採取し、歯茎に移植してボリュームをアップさせる手法です。
「結合組織移植術」とも言います。
審美的に優れていますし、歯周病のエスカレートをブロックすることができます。
ただし、ドクターの卓越した技術が必須となりますので、CTGを希望する場合は、実績のある姫路市の歯科医院を探しましょう。

スプリットクレスト

本人の骨を切って広げ、そこにインプラントを埋め込む手法です。
他の骨増生などの施術よりも負荷が小さいですし、人工歯を用いませんから安定感にも優れています。
ただし、下アゴは骨が硬いので行えない可能性があります。

エクストルージョン

歯を抜かずに「インプラントするつもりの歯」を牽引して、骨の量を多くしていく手法です。
見た目が良いですし、人工骨移植・抜歯を避けることができます。
また、他の施術よりも身体への負担が低いというメリットがあります。
ただし、治療期間・通院回数が長くなりやすいので覚えておきましょう。