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銀歯・インプラントと金属アレルギー|もり歯科(兵庫県姫路市)

インプラント

銀歯が原因で身体に不調が出る可能性も|姫路市のインプラント治療

虫歯や歯根嚢胞などの治療では、「銀歯」が使われることがあります。
そして、銀歯という名前の通り、当然金属が用いられています。
そのため、銀歯をつけることで金属アレルギーに見舞われる恐れがあります。

詳しく解説していきましょう。

銀歯で金属アレルギーが発生しても察知しにくい

アクセサリーなどをつけて金属アレルギーが発生する場合は、「肌に直接金属が触れる」ということで、すぐに「アクセサリーに原因があるかもしれない」と分かるはずです。

しかし、銀歯の場合は「銀歯が触れていない全身に症状が出る恐れがある」「銀歯は小さいものであるため、『全身症状が出る』という連想がしにくい」などの理由で、金属アレルギーの原因として認識できない人が少なくありません。

また、そもそもこれまで全く経験した事がなければ「金属アレルギー」というもの自体が頭に浮かばなくてもおかしくありません。

保険適用範囲の銀歯にはサビが発生しやすい

口内は高温多湿ですから、銀歯がサビてヨダレと一緒に溶解し、アレルギーの原因になる可能性があります。特に「保険適用範囲内の安い銀歯」に関しては、この傾向が当てはまります。

ちなみに歯科インプラントに関しては、「チタン」などの金属アレルギーの発症性が低い金属が使われていますので、あまり心配する必要はありません。
また、利用する姫路市の歯科医院で相談すれば、チタンと比べてさらに安全な素材が使われている歯科インプラントを採用してもらえる事もあります。
歯科インプラント治療には原則として保険が適用されないため治療費が高くなりますが、そのぶん安全性は非常に高いと言えます。

銀歯は口内に何年も入り続ける|姫路市の歯科インプラント治療

「保険適用範囲内の銀歯」の耐用年数は平均して5~7年ほどとされています。
その間に溶解した金属が体内に溜まっていき、「それまでは何も症状が出ていなかったが、あるタイミングでいきなりアレルギー症状が出る」という可能性があります。

また、環境や使い方によっては安い銀歯でも数十年もつことがあり、その場合はさらに多くの金属が体内に溜まっていくという事になります。

繰り返しになりますが、歯科インプラント治療で主に使われる「チタン」であれば、これほどのリスクはありません。

口内の炎症等が金属アレルギーのリスクを高める場合がある

酷い口内炎や歯周病などの炎症が継続している際は、金属が口内でイオン化しやすくなります。これにより、金属アレルギーのリスクが上がると見られています。
ですから、銀歯を装着する前にこれらの炎症を治療する、もしくは治るのを待つのが普通です。

ちなみに姫路市で歯科インプラント治療をする場合も、歯周病がある人はまずそれを治してからでないと治療ができないケースがあります。
なぜなら、施術の影響で「インプラント歯周炎」が発生しやすくなるからです。
金属アレルギーとはまた異なる問題ですが、「将来的に歯科インプラント治療を受けたい」とお考えの方は、日頃から歯磨きなどに気を遣って歯周病を防止しましょう。

銀歯などによる金属アレルギーで出る具体的な症状とは?|姫路市

続いて、銀歯などを原因とする金属アレルギーで発生する可能性がある主な症状を紹介していきます。
ちなみに以下で紹介する症状には、「歯科インプラント治療であれば見舞われるリスクが低い」というものも少なくありません。

舌の炎症・口内炎

舌に炎症が発生したり口内炎ができたりすることがあります。
もちろん、金属アレルギーに見舞われていなくても、何らかの理由でこれらの症状が出ることはあります。
しかし、金属アレルギーにかかっている場合は、これらの症状がハイペースで出てしまうかもしれません。

特にもともと口内炎や舌炎が起きやすい方は気をつけましょう。
銀歯を入れてもらう予定の姫路市のドクターとしっかり相談してください。
または、歯科インプラント治療の検討もしてみましょう。

口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)

「こうくうへんぺいたいせん」と読みます。
口内(主に頬の粘膜)に、網目状、レース状、白線状のような模様が出て、付近が赤くなってしまう症状です。爛れる可能性が高いです。
また、舌などが触れるとピリピリします。

ただし、無症状のケースもあります。

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

「しょうせきのうほうしょう」と読みます。

慢性の炎症性疾患であり、手足の裏にたくさんの嚢胞が発生します。
嚢胞は数日で水分を失い、それに伴い皮膚がポロポロ落ちることになります。
また、嚢胞が爪の部分に発生した場合は、爪が褐色になったり、歪んだり、分厚くなったりする可能性があります、

やはり、「銀歯」からは連想しにくい症状であると言えます。
特に似たような症状を経験したことがある方は、姫路市での歯科インプラント治療を検討してみてはいかがでしょうか。

脱毛症

一昔前まではあまり知られていませんでしたが、体内に金属が溜まり過ぎると、突然毛髪が抜け落ちる可能性があると言われるようになりました。

実際、銀歯を原因とする金属アレルギーの影響で円形脱毛症になってしまった方もいます。
この人はステロイドを使った治療などをしても効果が出なかったようですが、口内の「歯科金属」を取ったところ、脱毛がストップしたとのことです。

薄毛お悩み、かつ銀歯を入れている方は、姫路市の歯科医院で銀歯からインプラントに切り替えることを検討してみてはいかがでしょうか。

銀歯でなく歯科インプラントなら金属アレルギーは起きないのか|姫路市

すでに少し触れていますが、改めて「歯科インプラント治療における金属アレルギーのリスク」について解説します。

歯科インプラント治療では安全性の高いチタンを使います

姫路市を含む日本国内での歯科インプラント治療では、金属アレルギーのリスクが低い「チタン」という金属を用いる場合が多いです。
チタンは歯科分野以外でも、「人工関節」「骨折時の固定用ボルト」「ペースメーカー」などにも使われており、「金属アレルギーが発生しにくい金属」として認識されています。

銀歯とは比べ物にならないほどに安全性が高いと言えるでしょう。

金属アレルギーをお持ちの方はどう対応すべきか

しかし、チタンも金属であることに変わりはありません。実際、稀にチタンで金属アレルギーに見舞われる方もいます。

ですから、特に「金属アレルギーの症状を経験したことがある人」は、事前に歯科医師に知らせてください。
場合によっては、皮膚科での検査が必要になったり、アレルギー検査(採血、パッチテストなど)を行ったりする可能性もあります。

万が一歯科インプラント治療後に金属アレルギーが発生した場合は?

万が一、歯科インプラント治療を受けて金属アレルギーの症状が発生した際は、先述のアレルギー検査などをします。
そして「要因はチタンである」と分かったら、インプラント体を外す施術をすることになります。ここでインプラント体を外さない場合は症状が出続けると考えられます。
歯科インプラントを外した後は、ブリッジや部分入れ歯を使って対応することになる可能性が高いです。

ただ、繰り返しになりますが、チタンによって金属アレルギーに見舞われることはほとんどありませんから、過剰に心配する必要はありません。