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セラミック矯正とワイヤー矯正の違い| もり歯科(兵庫県姫路市)

セラミック

セラミック矯正とワイヤー矯正のメリット・デメリット|姫路市

歯の矯正治療の方法としては、主に「セラミック矯正」と「ワイヤー矯正」があります。
ここでは両者のメリット・デメリットを紹介していきますので、矯正治療をお考えの方はぜひ参考にしてください。

セラミック矯正のメリット・デメリット|姫路市

では、セラミック矯正のメリットから見ていきましょう。

メリット1:治療期間が短い

セラミック矯正の治療期間は長くても3カ月程度であり、短ければ1カ月ほどで終わる場合もあります。そして通院回数は3~4回ほどが目安です(ただし、治療完了後も定期的にメンテナンスに通うことになる可能性が高いです)。

後述するワイヤー矯正と比べると圧倒的に治療期間が短くて済みます。
これをセラミック矯正の最大のメリットと考える人が多いようです。

メリット2:審美性に優れている

セラミックは白く美しく、キズもつきにくいため、審美的に非常に優れていると言えます。
また、矯正治療を行うにあたって何かを装着することがありませんから、他人に矯正していると知られてしまう可能性は低いです。

メリット3:矯正が戻ってしまうことがない

ワイヤー矯正の場合、矯正した歯が徐々に戻っていってしまうことがあります。
ですが、セラミック矯正に関しては歯を移動させるわけではありませんから、一度矯正してしまえば歯並びの美しさが半永久的に続きます。

セラミック矯正のデメリット|姫路市

続いてセラミック矯正のデメリットを挙げていきます。

デメリット1:歯を削ることになる

セラミック矯正をするにあたっては、歯を削ることになります。
そうでないとセラミックを装着することがでないため、たとえ健康な歯であっても削る可能性があります。
「問題のない歯を削る」という事に抵抗感を抱く方の場合は、セラミック矯正を行うのが難しいかもしれません。

デメリット2:神経を取る場合がある

ケースバイケースですが、セラミック矯正をするにあたって神経を取る場合もあります。

歯の神経には「歯に栄養を運搬する」という役割があるため、その神経がなくなると歯が脆くなる可能性があります。
また、新陳代謝が起きなくなり抵抗力がダウンするため虫歯のリスクも上がります。
そして、神経がなくなることで歯が変色することも多いです(これに関してはセラミック矯正でカバーできますが)。

さらに、神経を抜くわけですから当然痛みを感じなくなります。
一見メリットに思えるかもしれませんが、例えば「ある程度進行してからでないと虫歯に気づけない」という事になりかねません。

デメリット3:価格が高い

同じ姫路市内でも歯医者によって異なりますが、オールセラミックの場合、歯1本につき8~15万円程度のお金がかかります。

ただ、歯科治療におけるローンである「デンタルローン」がありますので、まとまったお金を用意しなくてもセラミック矯正が受けられる場合もあります。
ただし、全ての歯医者がデンタルローンを用意しているわけではありませんし、あくまでローンですから審査に落ちることもあります。
また、手数料等が発生して、一括で払う場合に比べて多少お金がかかることもあります。

ワイヤー矯正のメリット|姫路市

続いてワイヤー矯正のメリットを紹介していきます。
セラミック矯正との差を意識しつつお読みいただければと思います。

メリット1:歯を削る可能性が低い

セラミック矯正とは異なり、ワイヤー矯正の場合は基本的に歯を削りません。
ただし、歯並び次第では抜歯したり削ったりすることになる場合もあります。
どのように矯正していくのかドクターときちんと相談し、納得してからワイヤー矯正を始めるようにしましょう。

また、不必要に歯を削られる・抜歯されることのないよう、信頼できる姫路市の歯医者に依頼することも大事です。

メリット2:セラミック矯正よりは安くなる場合が多い

歯を何本矯正するかにもよりますが、セラミック矯正よりは総費用が安くなる場合が多いです。
先ほどもお伝えした通り、セラミック矯正の価格相場は「1本8~15万円程度」であり、12本矯正するとなると100万円以上にはなる事でしょう。

ですが、ワイヤー矯正であればトータルで50~60万円程度で済ませられる場合が少なくありません。

ただし、ワイヤー矯正・セラミック矯正ともに、価格については

・歯医者の方針
・歯の状態
・歯の本数

などに大きく左右されますので、一概に「絶対に○円かかる」「ワイヤー矯正のほうが確実に安い」などとは考えないことをおすすめします。

ワイヤー矯正のデメリット|姫路市

次にワイヤー矯正の主なデメリットを挙げていきます。

デメリット1:治療期間が長い

先ほども少し触れましたが、ワイヤー矯正の治療期間は非常に長いです。
具体的に言うと1~3年ほどはかかりますし、1~2か月に1回ほどは通院しなければなりません。
また、矯正完了後も「リテーナー」と呼ばれる、歯の逆戻りの防止器具をつける必要があります(最低でも1年ほど)。

デメリット2:ワイヤー矯正期間中の見た目が悪くなる

歯にワイヤーをつけることになりますので目立ちます。
皆さまも一度は、「この人はきっと歯の矯正をしているのだろう」と明らかに分かる人を見たことがあるのではないでしょうか。

ただし、近年では「白」や「透明」のワイヤーも登場していますから、比較的目立ちにくいようにすることはできます。しかし、近づいて見てしまえば、明らかに「何か装着している」と分かるレベルではあります。

デメリット3:金属アレルギーのリスクがある

金属アレルギーをお持ちの方は、金属のワイヤーをつけることができません。
また、「現状金属アレルギーの症状が出た事がない」という方でも、体内に溶解した金属が蓄積して、あるタイミングでいきなり症状が出る可能性があるので、安全性を優先するのであれば、装着を避けたいところです。

ただ、これについては「非金属性のワイヤーを使う」という方法で簡単に対処できます。

デメリット4:ブラッシングがしにくい

ワイヤーを装着することで、装着部分のブラッシングがしにくくなります。
磨き残しができて虫歯が発生してしまってもおかしくありません。また、口内環境が悪くなって口内炎ができる場合もあります。

ワイヤー矯正治療中のブラッシングについては、治療を受けた歯医者のドクターに指導を受けましょう。磨き方を改善していくしかありません。

セラミック矯正とワイヤー矯正のどちらがいいのか?|姫路市

信頼できる歯医者に依頼すれば、セラミック矯正であってもワイヤー矯正であっても「歯を適切に矯正したい」という希望は叶えることができます。
ですから、一概にどちらの方法が優れているとは言えません。

ただ、「治療期間」こそが最大の差であると感じる人が多いはずです。
セラミック矯正であれば感覚としては「少し長い治療」というレベルで済むと思いますが、ワイヤー矯正に関しては「数年単位の長期戦(しかも目立つワイヤーをつけ続ける)」という覚悟が必要になります。

ですから、熟考した上でどちらを選ぶか決めてくださればと思います。
決め切れない場合は、姫路市の実力のある歯医者を訪れて「セラミック矯正とワイヤー矯正のどちらにすべきなのでしょうか?」などと相談してみることをおすすめします。