今回は、虫歯が大きく進行してしまい、神経の治療（抜髄）や根っこの先が膿んでしまい、根っこの治療（感染根管処置）の治療成績についてです。

下の論文は、初回の根管治療で85%，再根管治療で83%，外科的歯内療法（手術用顕微鏡を用いた歯根端切除術）で94% の成功率であったと報告されています。どの治療法も100％ではないため、虫歯にならない予防と、虫歯になっても放置せずに早期に治療することが最も重要であることがわかります。

その中で、上記の治療でもっとも治療成績がよかったのは、外科的歯内療法（手術用顕微鏡を用いた歯根端切除術）で94%の成功率でした。

手術用顕微鏡は日本中の歯科医院で、まだ５％しか普及していません。もり歯科では、治療成績の向上のため、ライカ製の手術用顕微鏡をいち早く導入しております。

もり歯科は、さまざまな論文から、最も治療成績の良い方法で、患者様に治療を行っております。

その時は、痛みがある治療かもしれませんが、歯を失ってしまっては、治療の意味がななくなります。また、高額な治療かもしれませんが、長い目で考えたときは、とても費用対効果の高い治療法です。

もり歯科では、一生、自分の歯で楽しく生活できることを第一に診療にあたっていきますので、よろしくお願します。

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