今回は、歯の神経や根っこの治療における歯科用ＣＴの必要性についてです。

歯科用ＣＴは、歯科専用に開発されたＣＴで、歯や歯周組織を三次元的に観察することができます。

以前は健康保険に導入されていませんでしたが、現在は健康保険に導入されており、親知らずや顎関節、歯周病などで撮影が可能です。

根っこの治療における歯科用ＣＴの利点としては、①根っこの形態を三次元で把握、②根っこの吸収経路、③根っこの破折の有無、④根っこの先の病変の有無など、①～④の項目の診断が格段に上がります。

また、治療後の予測や抜歯適応の有無に関しても、より正確に診断できます。

歯科用ＣＴなどの画像診断機器は、日々改良をかさねており、画像の精度や解像度も格段に良くなっています。

もり歯科では、All Japanコンセプトに日本製の朝日レントゲン社製の歯科用ＣＴを導入しております。

また、他の歯科医院にて抜歯といわれ「その歯、本当に抜歯ですか？」「他に歯を残す方法はありませんか？」と思われた患者さまのために、抜歯相談外来を開設しております。様々な最新医療機器を選択しながら、歯を抜かない方法を選択しております。

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